1. はじめに
日本の気候風土や文化に根差し、時を経て現代に残る名建築は、懐かしさや親しみと共に、凛とした美しさを秘め、時に息を呑む程の緊張感があるとさえ言われています。その美しさの中にある緊張感は、私達に大切な事を伝えてくれています。
名建築・みがき隊では、「みがき」を中心とした手入れを大切に考え、実際に体を動かしながら、名建築が持つ美しさを探求します。
そして、名建築の「価値」を知り、その「保存」の方法を学び、「活用」と「継承」の在り方を皆で考える、そのような場でありたいと願っております。
2. 「みがき」
磨くという行為は、私たち日本人にとって単なる清掃に及ばす、自己を錬磨するという意味合いも持ちます。
そして、「み・が・き」は「美・我・輝」(我、美しく輝く)で、「みがき隊」は、「我、美しく輝きたい」との意味です。
名建築・みがき隊では、「みがき」という手入れを通じ、名建築に関わる一人ひとりが美しく輝ける場でありたいと考えております。
3. 活動
- ワークショップの開催(名建築・みがき隊)
- 関連資料の作成(名建築ガイド、手入れマニュアル 等)
- 手入れ法トレーニング(文化財保全の知識、部材別手入れ法 等)
- 広報(ホームページ・ブログ)
- 予定:グッズ制作(エプロン、バンダナ、ストラップ 等)