東山荘の原風景

東山荘の原風景

5月17日、内田青蔵 教授(神奈川大学工学部建築学科)と一般財団法人 住総研の調査関係の皆様によって、東山荘の建物調査が行われ、立ち合いをさせて頂きました。 東山荘は敷地内の7棟が登録有形文化財となっていますが、そのうち初代オーナーの石井健吾による「正門」「本館」「倉庫」「離れ応接」、さらに二代目オーナーの山下亀三郎に……



古都・かなざわ にて

古都・かなざわ にて

先般、石川県金沢市で開催された日本建築家協会のJIAフレッシュマンセミナー(2/24-25)に参加しました。   金沢駅前 鼓門                 セミナー風景 セミナーの一日目は、金沢美術工芸大学の坂本英之 教授より金沢の都市構造について講義を受け、活気漲る「近江まち市場」や、古都の風情漂う「ひがし茶屋……



清澄庭園 名石が語るもの

清澄庭園 名石が語るもの

日本庭園協会の創立百周年・記念事業として、清澄庭園の魅力と価値をさぐる連続講演会(清澄庭園再評価プロジェクト)が開催されています。 2月3日、そのプロジェクトを構成する「清澄庭園と名石」(松島 義章 神奈川県立生命の星・地球博物館名誉館員)と題した講演会に参加してきました。 講演では、庭内にある数々の名石の成り立ちや特……



清澄庭園 「涼亭」の佇まい

清澄庭園  「涼亭」の佇まい

本年、日本庭園協会は創立百周年という節目を迎え、様々な催しが計画されていますが、その記念事業として、清澄庭園の魅力と価値をさぐる連続講演会(清澄庭園再評価プロジェクト)が開催されています。 先日、そのプロジェクトを構成する「涼亭(りょうてい)の文化財的価値」(内田青蔵 神奈川大学教授)と題した講演会に参加してきました。……



洋と和の調和

記事投稿:名建築・みがき隊チーフ 今野貴広
洋と和の調和

先日、国指定名勝の旧古河庭園を訪れ、庭内に建つ旧古河邸(ジョサイア・コンドル設計)を拝観する機会がありました。旧古河邸は「洋と和の調和」を掲げ、大正6年(1917)に竣工した重厚な煉瓦造の邸宅です。1階を洋風建築(迎賓の場)、2階を和風建築(生活の場)として、眼下に広がる煌びやかな洋風庭園によって存在感を際立たせていま……



願 心

願 心

本年の初夏、名建築探訪として、みがき隊事務局メンバーは講師の太田新之介先生にご一緒して奈良の東大寺へ赴きました。 国宝の南大門では、鎌倉期の大仏様の意匠特性を確認した後、皆で参道を少しずつ移動しながら門が一番美しく見える場所を探しました。 建築には必ず視点場というものがあり、設計者の考えに心を重ねつつ、門を通して見える……



木の構造と表情

記事投稿:名建築・みがき隊チーフ 今野貴広
木の構造と表情

古都奈良にある世界遺産・唐招提寺に行ってきました。 唐招提寺の南大門は屋根を低く抑えられて、緑と適度な距離を保ちながら街並に溶け込んでいました。貫禄ではなく、親しみを感じる雰囲気がそこには漂っていました。 一列に並んだ6本の木の柱には、大気や風雨に晒され耐え忍んできた跡、拭き掃除の跡、拝観者達が残した手垢の跡などが混在……



庭は人に安心を与えるところ

庭は人に安心を与えるところ

先日、日本庭園協会 名誉会長の龍居竹之介先生のご案内で、小石川後楽園、新宿御苑、池田山公園といった東京の庭園を巡る機会を頂きました。 現在は、憩いの場としても多くの人を迎える三つの庭園の共通点は、その起源が武家屋敷の庭園であった事です。 歴史ある建物や庭園を訪れる時、その場所が時代毎にどのように使われて、どんな情景であ……



苔 愛

苔 愛

日本庭園協会の研修で東京・本郷の瀬川邸を訪れました。 建物は文化財であり、庭は田中泰阿弥の作庭です。 田中泰阿弥の出身地である新潟県内には、素晴らしい庭園がいくつも残っています。 以前、まばゆい紅葉の季節に、泰阿弥が作庭した「貞観園」を訪れた際、あまりの素晴らしい景色に、その場を去りがたかった事を思い出します。 瀬川邸……



名建築探訪

名建築探訪

奈良ホテル ラウンジ