熱海・東山荘(登録有形文化財)

昭和8年(1933)、第一銀行3代頭取・石井健吾により別荘が建設され、昭和14年に山下汽船初代社長・山下亀三郎が譲り受け、別館などの増築が行われた。

昭和19年にMOA美術館 創立者の岡田茂吉が取得し、東山(現春日町)の地名より「東山荘」と命名、後の美術館建設の礎となる蔵を建て、熱海瑞雲郷の建設の拠点とした。

地形条件を最大限に活かし、美しい海山の眺めをおさめる東山荘は、熱海の別荘建築の遺構を示す貴重な存在として、本館を含む7棟が平成28年に国の登録有形文化財として登録された。

〔公開情報〕通常非公開

(写真:東山荘 本館/撮影:エム・オー・エー商事)

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登録有形文化財 東山荘/ 文化遺産オンライン