熱海の「陽明館」が国の登録有形文化財に内定!

熱海市桃山町にある昭和初期の別荘建築「陽明館」が国の文化審議会により、登録有形文化財(建造物)に答申されました。

1939年に建てられた陽明館は、大正末期から昭和初期にかけて熱海で多く建設された別荘の特色を残す点が評価を受けたそうです。

  

木造二階建て、昭和初期の別荘の特色とされる和洋折衷の造りで、熱海の別荘建築の特色を色濃く残す歴史的のある建物です。

  

同じく熱海市内で名建築・みがき隊の活動拠点ともなっている「東山荘」も2016年に国の登録有形文化財となりました。

同じ熱海の別荘建築として、古の熱海の別荘文化を体感できる場をより多くの方に味わっていただける場が増えることは喜ばしいことです。

建物を永く美しく保つためにも、名建築・みがき隊でも関係各所と協働で維持管理の面で「公」に貢献することができればと思います。

 

(写真上段:「陽明館」外観)
(写真中段:「陽明館」表札と門)
(写真下段:デザインが印象的な照明の数々)

 



記事投稿:名建築・みがき隊事務局 日野美奈子